本記事では、Pythonというプログラミング言語を使って、インスタで自動リポストする方法について紹介します。
少しわかりづらいですが、こんなイメージです。
Pythonで実装したインスタの自動リポストはこんな感じです
0. 事前にリポストしたい投稿のリンクをコピー
1. リポストする投稿のユーザー名、キャプション、ハッシュタグ、画像を取得
2. 1で取得した情報を使って、自動投稿実際の動きは、こんな感じです? pic.twitter.com/3nuzpD38hK
— inasala|#AI・Python勉強記録 を発信 (@inasala_ai) January 13, 2021
実際にこんな感じのポストになります。
リポスト元のユーザーにメンションし、ハッシュタグもリポストされています。
想定読者
・いつもスマホのアプリでインスタのリポストするのが面倒
・Pythonの勉強として、インスタの自動リポストのやり方をみてみたい
・これからPythonを勉強してみたい
Instagram(インスタグラム)でリポストするには?
そもそもインスタグラムのリポストとは、他の人が投稿した画像や動画を自分で再投稿することを言います。
実はインスタの公式機能では、「リポスト」自体は可能ですが、「ボタンを押してリポストする」といった機能は提供していません。(2021年1月時点)
インスタでリポストするには、次の3つの方法があります。
・スマホで手動で行う(自分のストーリーズに貼り付け→「投稿としてシェア」してリポスト)
・スマホで「Repost for Instagram」、「Regrann」などのアプリを利用
・プログラミング言語(Pythonなど)を利用
本記事では、3つ目のプログラミング(Python)を使った方法をご紹介します。
プログラミング言語(Python)を利用することで、次のメリットがあります。
・リポストする際、リポストラベルがない。
アプリでリポストする際は、画像にラベルがつく。なくす場合は有料となる
・リポスト時のキャプションを自動で設定できる
自動でリポスト元をメンションすることもできる
・「定期的に決まった時間で〇〇を保存する」といったスケジュール実行ができる
単純にリポストするだけの場合は、アプリを使って行うことでも差し支えないです。
ただ、リポスト時のキャプションを自動設定、リポスト操作を自動化する際は、プログラミングを使う必要があります。
一度、プログラミングでリポストの機能を作ってしまえば、次のようにいくらでも活用できます。
・いいねが多い投稿をリポストする
・特定のアカウントの投稿をリポストする
・AI(画像認識)を使って、投稿をリポストする など
なので、インスタ運用を自動化したい、リポストを存分に活用したい、という方はプログラミングを使うのがイチオシです。
【参考】インスタ王子さんはリポストを利用して、1日10分で月30万円を稼ぐ
僕も偶然Youtubeで見つけた動画を紹介します。
インスタ運用のプロであるインスタ王子さんは、リポストを活用して、1日10分で月30万円を稼がれているようです。
詳細のやり方は分かりませんが、インスタは、リポストだけでもかなりの可能性を秘めているようです。
よかったら、次の動画も見てみてください。
Instagramで自動リポストする方法は?【Pythonを利用】
ここでは、実際に僕が作成したインスタの自動リポストの仕組みを紹介します。
これには、画面操作の自動化を使います。
最近、世の中ではRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と言われているモノです。
自動化する処理の流れは、おおまかに次の通りです。
事前にリポストしたい投稿のリンクをコピーする(冒頭の動画を参照)
- スマホ表示のInstagramにログインする
- コピーした投稿(リポスト元)に移動する
- その投稿からユーザー名、キャプション、ハッシュタグを取得し、画像を保存する
- リポスト投稿のキャプションを作成する
- マイページに移動する
- 投稿ボタンをクリックする
- 上記3の画像を選択し、上記4のキャプションを登録する
- シェア(投稿)する
この操作を自動化すれば、インスタでも自動リポストができます。
また、僕が作成したインスタ自動リポストのプログラムの特徴は次の通りです。
・リポストの際、自動でリポスト元ユーザーをメンションできる。
・リポスト元投稿のキャップションやハッシュタグをそのまま投稿できる。
・機能追加を行えば、リポスト元投稿の時間、場所、いいね数などの情報もリポストできる。
こんな感じで、プログラミングを学んで自動リポストのツールを作ると、自分が欲しい機能を自由に作ることができます。
0からPythonを勉強したい方向け
おすすめのUdemy講座を紹介します。筆者もこの講座で勉強しました。
ここからは、技術的な内容になるので、ご了承ください。
Instagramで自動リポストする実行環境・Pythonスクリプト
それでは、実際の実行する環境とPythonスクリプトを紹介します。
Instagramで自動リポストする実行環境
自分の実行環境としては、次の通りとなります。
・Windows 10 Pro バージョン1909
・Chrome バージョン 87.0.4280.88
・Python 3.7.3
・Selenium 3.141.0
・pywinauto 0.6.8
・beautifulsoup 4.9.3
・Chromdriverをダウンロード済み
Instagramで自動リポストするPythonスクリプト
次の3つのファイルとなります。
・insta_auto_repost.py
自動リポストの処理を記載するファイル
・insta_auto_script.py
自動リポストに必要な機能を搭載したクラス、メソッドを記載するファイル
・insta_auto_repost.bat
自動リポストを実行するためのバッチファイル。これをダブルクリックすればリポストを開始します。
ファイルの中身は、次のnoteで公開しています。
【質問・返金OK】インスタで自動リポストするソースコードを公開
いまだけの特典
・質問対応あり
・返金保証あり
プログラミング・Pythonを勉強している方であれば、上の処理の流れ・実行環境がわかれば、自分でも十分に書けると思います!!
ぜひ練習がてら作ってみてください。
すぐに動作するものを作りたい!!という方はnoteの方を参考にしてみてください。
(2021年4月4日追記)
Pythonで自動リポストを行った結果
本記事で紹介した自動リポストを使って、実際にインスタを約3ヶ月運用してみました。
自動投稿、自動いいねなどでプログラミングの力を利用して運用しました。
※自動リポストと併せて、自動投稿、自動いいね・コメントも活用しています。
参考【アプリ不要】インスタで自動投稿するやり方を公開 -Pythonを利用-
参考【実証あり】インスタの自動いいねでフォロワーを増やす方法【Python/Selenium】
参考【実証あり】インスタの自動コメントでフォロワーを増やす方法【Python/Selenium】
その結果、アカウント新設から約3ヶ月で、1,000人の方からフォローいただきました。(フォロバなし)
すべての投稿は、本記事の自動リポストのプログラムを利用していました。
【インスタ報告】
インスタの自動運用を始めて3ヶ月ちょっとフォロワー1000人までいきました!!
夕食の食器洗いの時に自動処理まわして、その後10分ほど手作業。これを毎日3ヶ月続ける
といった感じです。
これからも気長にコツコツ伸ばしていきます!! pic.twitter.com/vk3C1K8mbL
— いなサラ|田舎の情シスサラリーマン・パパブロガー (@inasala_com) April 4, 2021
インスタの自動リポストで企業タイアップ垢もできるかもしれませんね!!
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
インスタ自動いいねをやってみたい方
インスタ自動投稿をやってみたい方
インスタ自動リポストをやってみたい方
インスタ自動コメントをやってみたい方
0からPythonを勉強したい方向け
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