回答としては、
本記事では、実際に社内SEが知っておくべき会議・ミーティング・打合せで使える英語フレーズを紹介します。
本記事の内容
・どんな会社の社内SEが英語を使う?
・社内SEが英語を使う業務は?
・社内SEが英語を使うシーンは?
・社内SEが会議で使える英語フレーズ集50選
・英語を話せるようになるには
本記事の信頼性
・大手SIerのNTTDATAで4社のITコンサル・システム開発案件に従事し、外部から社内SEを見てきた
・現在、事業会社の情報システム部で社内SEとして3年間勤務
・英語経験:英検準1級、ITコンサルとして社内SE向けの海外ベンダーとの仲介業務2年
どんな会社の社内SEが英語を使う?
社内SEが英語を使う会社は、大きく次の3つです。
①海外にグループ会社(親会社、子会社、関連会社)がある
②海外からの仕入れ、または海外への売上がある
③海外の製品・パッケージのシステムを導入している・導入予定である
この中でも、社内SEの部門(情報システム部門)が英語を使う可能性が高いのは、③となります。
社内SEが英語を使う業務は?
社内SEは、次の通り大きく4つの仕事があります。
この中で、英語を利用する可能性が高いのは、「②のシステムの開発・運用保守」の部分です。
海外ベンダーのパッケージ製品の導入・運用が多いです。
実際に、僕もITコンサルの頃、お客様企業が、海外ベンダーの製品を導入するため、導入支援として、海外ベンダーと英語でやりとりしてました。
上図の詳細は、社内SEの仕事内容をご覧ください。
社内SEが英語を使うシーンは?
実際の業務で、社内SEが英語を使うのは次の3つのシーンです。
・メール
・電話会議
・対面
このうち、メールは、Goolge翻訳、ググったりすれば、正直何とかなります。
対面については、社内SEにとってはそこまで頻度は多くありません。
ここで重要なのが、現地の海外ベンダーとの電話会議です。その場で英語を聞き、理解して、話す必要があります。
いよいよ、次に会議で使える英語フレーズを紹介します。
社内SEが会議で使える英語フレーズ集
これは、僕がITコンサルとして、社内SEと海外ベンダーとのシステム導入案件の電話会議で、実際によく使っていたフレーズを厳選したものです。
海外ベンダーとのやりとりでスムーズに伝わったものなので、実務での実用性アリのものとなります。
会議の最初に使う英語フレーズ
電話会議の最初に良く使いますね。このフレーズを最初にさらっと言えると印象が上がりますよ。
Let's get started. : それでは始めましょう。
To begin with, I'd like to hear ~ : まず最初に、~を聞かせてください。
Let's begin with item 1. : そしたら、1番から始めましょう。
進捗確認の英語フレーズ
システム導入案件では、スケジュール・進捗管理は極めて重要です。
特に僕の経験からも、海外ベンダーは、日本の会社と比べて、納期にルーズな会社も多いです。
ぜひ、言い回しを変えつつ、次のフレーズで進捗を念入りに確認しましょう。
Could you explain your progress? : 進捗を教えてください。
Do you have a update for us? : 進捗を教えてください。
I am glad to hear about your great progress. : いい進捗を聴けて嬉しいです。
Please keep us updated. : また連絡してください。
Please keep us posted. : また連絡してください。
Please keep us informed. : また連絡してください。
Please notify us. : また連絡してください。
Around when is the deadline for delivery? : 期限はいつごろ?
Is there a timeline for when it will finish? : 期限はいつごろ?
内容を確認・整理する英語フレーズ
会議をやっていても、英語だからと言って、分からないまま話を進めるのは危険です。
適宜、議論の内容、相手の言ってる意味を確認しましょう。
Let me make it clear:整理しましょう。
Let me get it straight:整理しましょう。
If I understand you correctly, ~ : ~であってるよね?
Am I right in thinking that ~ : ~であってるよね?
Could you please repeat that(the first part)? : (最初の部分を)もう一度ってくれない?
I'm sorry, but I didn't quite catch what you said. : あまり分からなかった。
Can you elaborate on that? : もう少し詳しく言ってくれませんか?
Which means? : その意味は?
※ときには、内部で確認することも大事
Hold on, please. We'll have internal discussion. : ちょっと待って。内部で確認します。
Can you hold on just one second? : ちょっと待って。
One moment, please. I'll confirm this with ~ : ちょっと待って。~に確認してみます。
自分の意見を言う英語フレーズ
時には、自分の意見をはっきりいうことも大事です。
いつも Yes、No、I think~ というのではなく、言い回しにバリエーションを持たせると、相手にも伝わりやすいです。
In my view, : 私の見解では、
What I want to say is that ~ : 私が言いたいのは、~
I completely agree with you on that. : 完全に合意です。
That's the same idea as I have. : それは同じ考えです。
Well, okay, we can live with that.. : まぁ大丈夫だよ。
I'm afraid that's not acceptable to us. : それはちょっと厳しいな~
会議を進行する英語フレーズ
会議の進行役の人は、会議をスムーズに進めるために使った方がいいフレーズです。
Let's move on to next item. : 次に進みましょう。
Let me go back to the previous item. : 前に戻りましょう。
Please go ahead. : どうぞ続けて
We're moving away from the point here. : ポイントがズレてきている。
What do you think about ~ ? : ~についてどう思う?
Please look at ~ : ~を見てください。
Please refer to ~ : ~を見てください。
Please turn to page 3. : 3ページに行きましょう。
会議の最後に使う英語フレーズ
会議の最後に、他の意見を確認したり、アジェンダがすべて終わったかを確認するときによく使います。
最後は、感謝の言葉を忘れずに締めくくりましょう。
To summarize what's been said, まとめると、
Has anyone got any comments on that? : 他に意見ありますか?
Have you got any comments? : 他に意見ありますか?
Any comments on your side? : そちらで何かコメントありますか?
Is there anything else we need to touch on today? : 他に今日話すことはありますか?
We have little time left. : 少し時間が余ってる。
We have only ten more minutes at most. : あと10分くらいしかない。
I think we covered everything. : すべてできたと思います。
That's all for today. : 今日はこれですべて。
That's all we wanted to talk today : 今日話したかったことは全部できた。
I'd like to thank you all for coming today. : 参加ありがとうございます。
I appreciate your effort. : 協力ありがとうございます。
Thank you for your participation. : 参加ありがとうございます。
英語を話せるようになるには
ぜひぜひこの記事の英語フレーズをすべてスラスラ言えるように声に出し練習してみましょう。
最後に僕が、英語が話せるようになるうえで、最も重要と考えている上達手段を紹介します。
ポイント
・その場で英語を考えるのではなく、まずは自分が使える英語フレーズを、使えそうな場面でサラっと言う。
・自分が使える英語フレーズ(レパートリー)はどんどん増やしていく。
この2つができれば、ビジネスでも十分使える英語力を習得できるハズです。
以上となります。最後まで読んで頂きありがとうございました。