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【今後のトレンド?】SIerサラリーマンが地方に移住し社内SEになる

2019-09-17

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【今後のトレンド?】SIerサラリーマンが地方に移住し社内SEになる

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 初めまして、いなサラ(@いなサラ|田舎の情シスサラリーマン)と言います。

 

いきなりですが、

親から薄々地元に帰ってきて欲しいな~と雰囲気を出されたり

地元の仲間と近くで生活するのもありかな~

・いづれ地元に帰りたいけど、今は目の前の仕事やプライベートでしょ~

・仕事では、お客様の無謀な要望にうんざりしていないですか?

と感じることはありませんか?

 

本記事では、僕が同じ局面だったころの体験談を踏まえて、サラリーマンの地方への移住について書きたいと思います。

 

 僕は、18歳まで地元(田舎)で過ごし、そこから東京に10年住み、現在、Uターンして3年目になります。
人生の3分の1を東京で、残りは地元(田舎)で生活をしてきました。

 

想定読者

・地方(田舎)出身で都会に勤めているサラリーマン

 

この記事で得られること

サラリーマンが田舎移住する際のメリット、デメリットがわかる

サラリーマンの田舎移住を選択する上での重要な点が分かる

 

 

地方への移住で考えていたこと

考える

地方移住の決断ポイント

 僕は、18歳で東京に行く時点から「東京には修行に行く」という心構えで上京しました。ただ、そのころは、具体的にいつまでにという決まりもありませんでした。

僕は大学に通うにあたって、生活費、家賃、授業料の殆どを親に出してもらっていました。(一部は、貸与の奨学金)

生活費が指定の口座に振り込まれているのを見るたびに、「いつか親に恩返ししたい」と強く思うようになっていました。

 

そして、少しでも親の負担を減らすために、「バイトを頑張る」と親に言い出したところ、親から

お金稼ぎのためにバイトをするくらいなら、勉強とか将来のためになることに時間を使いなさい!

と言われました。この言葉は今でも鮮明に覚えています。

このころから、僕は、今東京で頑張って将来は親のそばに住みたいと思うようになりました。

これが、自分が考えていた田舎移住の大きな決断ポイントです。

 

地方移住の手段

実際に、地方に移住したいと考えている方も手段がピンとこない方も多いかと思います。

僕は、地元である田舎への移住に向けて次の3つのことを考えていました。

仕事
 田舎でも就職に困らないよう手に職がつく仕事・スキルを身につける
 →士業に憧れ資格の勉強をしておりましたが、結果が上手くいかず途中で断念しました。
 →SIerで働いていたため、本業を活かし、地方の社内SEになることを目指しました。
 →結果、地元企業の採用窓口に直接エントリーし、運よく採用してもらいました。
 (手前味噌で恐縮ですが、「NTT データ新卒入社」で少し箔がついたのかと思います。)

結婚
 同郷の方に絞って彼女を探す
 →東京にいる間に同郷の彼女ができ、今の妻となりました。

資金準備
 田舎移住、今後の結婚、子育てのためできるだけお金を貯める
 →東京にいる間で700万円程ためることができました。
 (田舎移住や結婚、出産関連でかなり使いましたが、残額は今でも妻の知らない自分の懐にとってあります 笑)

 

地方(地元)に移住して良かったこと

田舎 楽しい

ここでは、実際に地方に移住して良かったことを紹介します。

親に会う機会が増えた
 現在、地元にUターンしつつも実家暮らしではありませんが、月1回くらいは、親に会いに行きます。(車で片道1時間)
孫を見せにいくと、とても喜んでくれ自分も幸せに感じます。

 

車での移動で、小回りが利き、緊急時にも対応できる
 東京は、交通機関が発達してますが、どうしても駅構内や地上での徒歩の距離が長くなります。スーパー等で買い出しで荷物がある際は、結構大変だと思います。
田舎では、車での移動が基本なので、荷物を運ぶということに関しては車がとても便利です。
また、子供が夜の発熱した時も車で救急病院に運べるので安心できます。

 

土地を購入し、自由設計のマイホームを建てることができた
 巷では、賃貸or新居購入で、賃貸の方が得、合理的という意見が多いですが、僕は妻からの度重なる要望もあり新居の購入を決断しました。
これは東京ではほぼ不可能で、地価が安い田舎だからできたことだと思います。(それでもローン返済に追われてますが。。)
マイホーム建築は、妻や子供に喜んでもらっているので、良い決断ではなかったと思っています。

 

子育てのサポート
 自分の場合は、妻の実家に近いところに住んでいることもあり、妻の両親から子育てのサポートをしてもらっています。
保育園迎えや夕ご飯の品提供等して頂き、とても助かっています。

 

職場でも方言が使われ、ほっこりする
 東京にいた頃はみんなが標準語でしたが、田舎では、仕事でもフツーに方言が使われます。これを聞くと東京のサバサバ感がなくがなく、自然と温かみを感じます。

 

 

地方(地元)に移住して良くなかったこと

田舎 悲しい

次に、田舎に移住して良くなかったを紹介します。ここは、世間一般で言われていることをそのまま体感したという感じです。

やる気あふれた人達と出会いづらい
 田舎では、良くも悪くも現状に満足し"のほほん"とした人が多いです。何かに頑張ろうとしている人たちのイベント、セミナー、勉強会等そういった催しがなく、そういう人たちとのネットワークも作りづらいです。

 

収入が下がる
 転職前後の企業にもよりますが、自分の場合は、手取りで100万円くらいは下がりました。手取り額は下がりましたが、生活レベルは大きく下げず日常生活を過ごせているので、今のところは問題ないです。
ただ、最近の流れで、副業を行い補填をするのもアリだと思っています。

 

飲食店や量販店が圧倒的に少ない
 田舎にいると、店の選択肢が少なく、普段行く飲食店・量販店は殆ど限られています。東京のように様々な飲食店・量販店がそこら中にあるのは、すごくよかったと思います。

 

 

東京でやっておくべきだったこと

東京

自分が実際に東京にいるときにやっておくべきだったこと2点を紹介します。

 

東京での人脈作り
 僕は、上京した時点から、地元にUターンしようと考えていたため、東京での人脈作りにあまり積極的になれませんでした。
しかし、田舎に来てから思うとインターネット経由以外で自分に入ってくる情報はかなり限られてしまいます。そういったときに、
○○ならA君、△△ならB君といったような人脈を作っておけばと思います。

 

インプットよりもアウトプット
 東京にいる頃は、自分は資格取得や知識に偏重し、頭でっかちになっておりました。今となっては殆どの知識が忘却の一線を辿るだけとなっています。
東京という人、催しが多い場所でこそ、自分で知識を運用し、物事を考え、行動してアウトプットしておけばよかったと考えております。

 

【結論】地方への移住を考える上で重要なこと

summary

本記事は、自分の経験に基づいて書いておりますが、少しでも参考になる点があれば幸いです。

地方(田舎)と都会でどちらがいいのかは、たくさんの記事があり人それぞれの考え方・生活による部分が多いと思います。

 

ただ1つ言えることは、

ポイント

まずは、自己分析(強み、好きなこと、価値観等)し、そこから自分がやりたいことを見つけ、人生を設計していくこと

が大事だと思います。

 

 

地方(田舎)と都会のどちらにするかは、自分の人生でやりたいことを実現する上での1つの手段でしかないと思います。

これは1度決めると不変ではなく、状況に応じて変えることもできるので、あまり神経質になって双方のメリット/デメリットを考えるのではなく、
まず自己分析し自分の人生を考えるのが良いのかと思います。

 

そういった中で、サラリーマンの地方への移住がブームになると同志が増えていいなぁとも思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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