社内SEの仕事

【社内SEは大変?】社内SEが抱える6つの課題を徹底解説

2019-11-16

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社内SEってよく楽って聞くけど、実際は大変なの?

とよく聞かれることが多いです。回答としては、

社内SEは楽園だと思われがちですが、実際は根が深い課題や大変なこともあるんです。

 

本記事では、社内SEも大変なこと・課題もありますよ!ということを書きたいと思います。

 

本記事の内容

・社内SEが抱える課題・大変なこと

・社内SEとして生き抜くには

・【補足情報】SIerやシステムエンジニアの方向け

 

本記事の信頼性

・大手SIerのNTTDATAで4社のITコンサル・システム開発案件に従事し、外部から社内SEを見てきた

・現在、事業会社の情報システム部で社内SEとして3年間勤務

 

【社内SEは大変?】社内SEが抱える6つの課題を徹底解説

SIerやシステムエンジニアからは、社内SEは社内で「のほほん」として、楽園と思われることがよくあります。

確かに顧客にコンサル・システムを売っているSIerやシステムエンジニアと比較すると、社内SEは日々切迫することもなくそこまで大変ではないと思います。

 

 

社内SEが抱える6つの課題を紹介します。

・取り巻く環境の変化、業務部門、従業員からのニーズに対応できてない

・老朽化しているシステムが多く潜んでいる

・業務の属人化

・人的リソース不足

・問合せ対応で忙殺

・スキル維持が困難

 

社内SEが抱える課題・大変なこと

【課題①】取り巻く環境の変化、業務部門、従業員からのニーズに対応できてない

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働き方改革や近年の技術革新により、AI活用、クラウド利用、社内外でのモバイル活用、社外とのマルチメディア(音声、動画)のやり取り等が世の中に浸透しています。

これにより従業員から要求も多くなりつつあります

しかし、社内SEとしても、直近でやるべき業務(既存のシステム開発保守案件、法制度変更対応等)が多く、取り巻く環境の変化に対応するための検討を十分にできてないことが多いです。

このため、従業員には「うちの会社ではまだ早いです」といって要求を取り下げてもらうことが多くなります。

 

メンドーな調整の対処法

 

【課題②】老朽化しているシステムが多く潜んでいる

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社内SEでは、壊れるまでシステムを使い倒そうという考えが多いです。

このため、社内には老朽化して何とか動いているシステム、触ると怖いから放置しているシステムも多いです。

こういったシステムは、取替え計画は立てられるものの、ついつい他の案件を優先して先送りになることが多いです。

システムを取換えすべきとは思いつつ、対応する人的リソースや知見がないがゆえに、メスを入れる勇気がなかなか出せない状況になっています。

まさに、「パンドラの箱」状態になっているのです。

 

【課題③】業務の属人化

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会社の社内SEは、一般的に情報システム部門に配属されており、多くの会社では、社内SEはIT知識が求められるため、人事異動はそこまで頻繁にありません

このため、ベテラン社員が個人で対応している業務が多いです。そして、当人以外への知識・ノウハウ継承が不足しているケースがほとんどです。

ベテラン社員でなくとも、自身の業務を行うことで精一杯で、他の人は業務内容をほとんど把握してないこともよくあります。

このように人に業務がくっついて属人化されているケースがよくあります。

ある人がいなくなると業務が回らなくなるというリスクを抱えています。

 

もっと詳しく

 

【課題④】人的リソース不足

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情報システム部門は、社内SEとして、ITの知識が必要なため中々他の業務部門から人事異動で人が入ってくることが少ないです。

どうしても新卒や中途採用で人材を確保することとなります。

ある程度の知名度のある会社であれば、社内SEの応募はそれなりにあると思いますが、中小企業では、中途採用で社内SEを確保するのも中々困難となります。

仮に確保できたとしても、転職をされないように維持していかなくてはいけません。

このように、情報システム部門として、有望なIT人材の確保・育成をすることは大きな課題となります。

 

【課題⑤】問合せ対応で忙殺

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「パソコンが起動しない」「ネットワークにつながらない」、「○○システムの使い方が分からない」等、ITには詳しくない社員ユーザから問合せもかなり多いです。

これらに対して早急に対応を求められたり、高圧的な態度をとられることも少なくありません

こういった問い合わせで、1日がつぶれることも少なくありません。

 

【課題⑥】スキル維持が困難

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社内SEでは、自社でシステム開発やサーバ構築をせず、殆どが従業員と外注先との調整や管理業務がほとんどという会社も多くあります。

元々、プログラミングやサーバ設定を行っていたい社内SEであっても、実作業をやっていないためブランクとなります。

また、社内SEは、IT系企業と比べて新しい技術と出会う環境にも恵まれていません

このため社内SEは、技術力の維持、最新技術のキャッチアップが課題となり、目の前の業務の傍ら、主体的にスキルアップをしないといけません。

 

社内SEとして生き抜くには

こういった課題がある中で、社内SEとしてどうやって生き抜くかは、大きく次の3つに分かれるかと思います。

これは各人の人生観や生き方によるものなので正解はありません。

ポイント

サラリーマンとして割り切って、「事なかれ主義」として平穏に日々の業務を淡々とこなす

社内SEの課題を認識しつつも、自分を軸に考え、自身のスキルアップのためとして働く

社内SEの課題を率先して解決しようと、社内の人を巻き込んで行動する。

 

社内SEへの就職・転職を希望される方は、晴れて社内SEに慣れた際、どの方向性で仕事と向き合うかは考えることをおススメします。

 

【補足情報】SIerやシステムエンジニアの方向け

読んで頂いたとおり、社内SEは上記のような問題を抱えています。

システム導入の営業活動、もしくは要件ヒアリングをする際は、上の6つの課題を前提に考えると、社内SEの心に刺さりやすい提案ができます。

ぜひ発注の決裁者が情報システム部門(社内SE)であれば参考にしてみてください。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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