【社内SEの挑戦】田舎で家庭を持ちつつフリーランスになる

2019-10-04

【社内SEの挑戦】田舎で家庭を持ちつつフリーランスになる

こんにちは、いなサラ(@いなサラ|田舎の情シスサラリーマン)です。

最近、働き方改革や経済状況が良くない影響で、次の考えを持つ方がかなり多くなっている印象です。

 

・会社に依存しない収入が欲しい
・将来年金は期待できないから、会社以外でもお金稼ぎしたい
・いつでも会社を辞められるような収入源を確保したい
・自由な働き方をしたい

 

こういった思いを持つ方の中には「フリーランスになりたい」という思いの方も割と多い気がします。

僕自身も同じ思いを持っており、現在、田舎の企業で社内SE(サラリーマン)をやっておりますが、将来的には「フリーランスになる」ことを希望しております。

といいつつも、「田舎」「家族がいる」「サラリーマンやっている」こういった条件でフリーランスになることは現実的なのかということを書きたいと思います。

 

世間では、フリーランスになるための本、記事、ノウハウを至る所で入手することができます。本記事は、そういったフリーランス実現者からの意見、情報ではなく、まだフリーランスになっていない自分の考えを記載します。

このため、有益な情報の提供という観点ではなく、境遇している環境の共感筆者と読者でモチベーションをお互い高めるという観点の記事であることをご理解ください。

 

想定読者

・田舎で家族を持ちつつフリーランスを目指されている方

・田舎で家族を持ちつつ何かを変えたいと思いつつ行動できていない方

 

この記事で得られること

何か行動するモチベーションを与える

 

 

田舎で家庭を持ちつつフリーランスになる困難さ【社内SEの挑戦】

ここでは、どうして田舎で家庭を持ちつつフリーランスになるのが困難なのかを整理して考えたいと思います。

大きく次の3つに分類します。

① 「田舎」による困難さ

② 「家族がいること」による困難さ

③ 「サラリーマン」による困難さ

 

①「田舎」による困難さ

まずは、田舎で住んでいることによるフリーランスの困難さを見ていきます。

 

そもそも周りにフリーランスが少ない

これは、自分が住んでいるところ以外の田舎にも当てはまることだと思います。ほとんどの人は、毎日会社に行って働いて、家に帰ってご飯食べてテレビや娯楽で休憩し風呂に入って寝るというループの繰り返しだと思います。

会社に行かずに働くという生活スタイルが頭の中にない人がほとんどではないでしょうか。

また、都会に比べて、古い慣習があり「会社に行くことが人間として当たり前」となり、それをしないと「人として良くない」とみられる傾向にもあります。

こういった背景の中で、田舎ではどうしてもフリーランスという職が浸透しづらく、フリーランスになりたいと思っても周りにロールモデルがいなく、立ち止まってしまうという連鎖が生じています。

 

田舎の顧客市場は縮小

現在は、日本の長寿化や人口減少と言われておりますが、得に田舎では、この現象が都会とは比べ物にならないほど如実に表れています。

高校までは、田舎で育っても大学からは都会に行き、そのまま田舎には帰ってこない人も多いです。

自分が住んでいる市町村、県でも毎年人口は減り続けています。

こういった状況の中で、田舎は地理的な市場としては縮小の一方となり、将来的に田舎で何かビジネスをしようとしても限られた市場の中でパイを奪い合うだけのビジネスになってしまいます。

 

②「家族がいること」による困難さ

こういったタイトルを書くと、「家族がいること」は良くないこと?と語弊があるかもしれませんが、決して「家族がいることは良くない」という意味ではありません。

家族がいることは、自分を支えてもらい、幸せな時間を過ごせ、人生におけるもっとも重要な存在です。

ただ、家族がいることで、自分のために使える時間も物理的に限られてしまいます。

特に子供がいると、育児にはかなりの時間を子供のために使うこととなります。

自分自身も「家族といる時間は幸せ」で「育児をしているときも大変な時はありますが幸せを感じて」やっています。

この「家族を幸せと感じる」と同時に「スキルを付けてフリーランスになりたい」という感情があると、どうしても「家族との時間」をコントロールしないといけないことになります。

自分が、フリーランスになるためのスキル磨きの時間を確保することにより、家族への負担もあるので、家族に理解してもらいつつ常にバランスを考えていかないといけません。

 

③「サラリーマン」による困難さ

だれもがフリーランスになりたいからと言って、すぐにサラリーマンをやめられないでしょう。

どうしてもサラリーマンをやりつつ、フリーランスになるための準備をしないといけません。

サラリーマンをやることによって、毎月一定期間額の収入はありますが、次の通りフリーランスになることを困難にしています。

・残業で一日の大半を会社に仕事にとられる
・無駄な仕事に時間を費やす。自分のスキルアップにならない
・いきなり仕事を振られ、自身のスケジューリングがしづらい
・突然の異動で引っ越しが必要となったり、ナレッジが蓄積されない
・会社によっては、副業は一切禁止
・・・(挙げだしたら切りがないと思います。。)

 

こういったサラリーマンの環境の中では、フリーランスになりたいと思っても会社での目先の仕事で精いっぱいで、自然と「フリーランスになりたい」という感情も薄れていくのかと思います。

 

田舎で家庭を持ちつつフリーランスを目指しやっていること【社内SEの挑戦】

ここでは、上で書いた困難性に対して、自分が実践していることを紹介していることを紹介します。

 

①「田舎」による困難さに対して

「田舎」に住みつつ、「田舎」という物理的な範囲から抜け出すには、ネットを使うのが最適だと思います。

今は、インターネット、SNSで世界中だれとでも繋がれるので、日々積極的に情報を得ることが重要です。

この中で僕は次のことをやっています。

今やっていること

  1. 毎日、Twitterでインフルエンサー、有識者(日本人、海外の人)からの情報収入
  2. 本ブログを英語化し、海外の人にも発信する環境作り

 

正直、上記1だけでも田舎の周りの人の中では、情報優位に立てます。ただ、目指すべき場所はそこではないのですが、、

ネットを使って、情報収入・発信する環境を設けて、場所にとらわれないビジネスの種をまくことが大事だと考えております。

 

②「家族がいること」による困難さに対して

家族との時間を大事にしつつ自分の時間を確保するのは、なかなか困難です。

その中で、僕は次の方法を実践しています。

今やっていること

  1. 積極的に家事、育児を行う。
  2. 妻に面白い本、Youtube動画を紹介する
  3. 少ない単位でも有給(半日、時間休)を使って、仕事帰りに図書館等で作業する

 

1は、一見して自分で確保する時間が減るように見えますが、積極的に家事や育児を行うことで、妻から恩返し?として、まとまった時間をもらえることがあります。やはり、妻への信頼貯金をためておくことで、自分にメリットも帰ってくるので重要です。

2は、主に平日の夜ですが、子供が寝た後は夫婦の時間となります。妻に面白い本やYoutube動画を紹介しておくと、お互いそれぞれ楽しむ時間と化するので、結構有効です。お互い楽しめるので、Win-Winですね。ただ、いつもこれだと夫婦のコミュニケーションがなくなってしまうので、バランスは大事です!

3は、言葉の通り、家に帰る前に自分の時間を確保する方法です。(家族には内緒で?)積極的に有給をとるのが有効です。

 

③「サラリーマン」による困難さに対して

サラリーマンであるため、どうしても目の前の仕事は放棄できず、こなしていかないといけません。

できるだけ労働時間を減らしつつ、自分を成長させることが重要だと思います。

自分は、次の3点を心掛けて、日々の仕事に取り組んでいます。

今の会社では、下の1,2をやっていれば、仕事の本質を考えられるようになり、上の方からの評価も良くなっているように感じます。

ただ、評価が良くなりすぎると、下の3に反して仕事を頼まれやすくなるので、爪を出し過ぎるのも良くないかもしれません

 

今やっていること

  1. 仕事は完璧を目指さず、スピード重視
  2. 目の前の仕事を行うことで、自分にとってどこがプラスになるかを常に考える
  3. 仕事をもらいすぎない

 

 

フリーランスになるために必要なこと

世の中には、多くの著名人やフリーランスをやっている方々は、

誰にもを持っていないスキルを持つこと
顧客を獲得する営業力、マーケティング力
年金、税金、保険等の最低限の知識

 

などなど、知識や経験・スキルが必要だと言っています。

これは、一切間違ったことではありませんし、僕も現にそれらを得ようと頑張っています。

ただ、普通のサラリーマンにとっては少し程遠く感じてしまいます。

 

なので、僕が一番思うのは、

ポイント

新しいことを知り、まずやっていみる。行動する

ということが大事なのだと思っております。

 

新しいことやることは、費用(時間)対効果を考えすぎたりして行動に移すことは困難ですが、まずは軽い気持ちでやってみてはいかがでしょうか。

 

社内SEがフリーランスを目指す理由

自分が、フリーランスを目指す理由は、「自由な働き方をしたい」、「会社の仕事では日々スキルアップできない」、「会社からの給与よりもっと稼ぎたい」などと色々な理由がありますが、やっぱり一番は、

一番の思い

自分の好きなことをして働き、生計を立てたい

という思いが強いからです。

 

一度きりの人生ですから、自分が本当にやりたいこを見つけ、それに没頭したいですよね。

 

参考ですが、著名人も以下の通り言っており、とても励みになっています。

・Steve Jobs
The only thing that kept me going was that I loved what I did. You've got to find what you love.
The only way to do great work is to love what you do.
If you haven't found it yet, keep looking. And don't settle.

・孫正義
人生は、どの山を登るかを決めることで、半分が決まる
腹の底から自分の登るべき山を、自分の夢、自分の志を決めるべき
夢の大きさに自分の人生は比例する
志高く

・岡本太郎
人生の成功とは、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

少しでも多くの人がこの記事で「何かやってみよう!!」という気持ちになっていただけたら幸いです。自分もまだ一歩を踏み込むために靴を履こうとしている状況ですが、お互いに夢に向かって進んでいけたらと思います。

 

 

という記事を、2019年10月4日に午後半休をとり書いてみました。

 

 

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